ハシゴのススメ




エスカレーターにて、歩いて昇る人用に片側を空けて、もう片側に列をなしてジッと乗る人々。
地下鉄の出口などではおなじみの光景であるが、
実はルール上は「エスカレーターは歩行禁止」とされているということを最近耳にした。


エスカレーターの標準的な勾配は30度で公共の階段よりも急。
ステップの高さや奥行きも大きいのでつまずきやすい。
歩いて登るのは危険である――――という理由かららしい。


せっかちな私などはエスカレーターにジッと棒立ちで乗っている人々が信じられないと常々思っていたものだが、ルールでは仕方ない。
とはいえ東京の駅などで「歩行禁止」を守っている場面はあまり見ない気がする。
ホームの混雑状況を考えると無理もない話だろう。エスカレーターの歩行を禁止にしてしまっては混雑を迅速に解消できず、場合によっては転落事故も招きかねない。
また、エスカレーターを使わずに階段を全て歩いて登るには
いささか地下鉄のホームから地上までの高低差は大きすぎる。


例えば人類みんながクライミングの練習を積めば、階段・エスカレーターとまた別に「ハシゴ」を設けることで
解決できる問題かもしれない。
手の力も使えるぶん階段よりずっと早く楽に登れるのでは、などと思ってしまう。距離もナナメに登る階段より垂直に登るハシゴのほうが単純に短くて済む。スペースもそれほど取らない。
マメに踊り場のような箇所を設ければ転落して死亡するような事故も少ないだろう、とアレコレ想像をめぐらせてみるが、
まあもちろん与太話だ。



歩いて登っても安全、かつ人が横に4人ほど並んで乗れるようなエスカレーターの開発・設置を期待したい。


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いつかのメリークリスマス




どこの街も、張り合うようにきらびやかな電飾で敷き詰められた。平成における師走の風物詩である。
曇りの日などは昼間より夜のほうが明るいくらいで、せわしない12月のムードを助長するかのようだ。

師走という語にはいろいろな語源説がある。僧侶が駆ける「師馳す」、
年が果てることから「年果つ」、四季の果てるという意味の「四極(しはつ)」など。

毎年冬が訪れる度、白い息を吐きながら「やっぱり冬は寒いねえ。」などとぼやいているものだが、
観測記録を見てみるとここ40年ほどで12月の東京の平均気温は4度から5度上昇しているとのことで、
”地球温暖化”なる現象が進行しているのは確かなことらしい。

冬こそ本番、気温や湿度のコンディションの変化に顕著に左右されるクライマーたちにとっては決して他人事ではないだろう。
数十年後には関東あたりの岩場は冬でも暑くてシケシケで、高グレードなんてとても不可能、なんて状況が待ち構えているかもしれない。
それともシューズ性能の向上やトレーニング方法の発展で、クライマー達は今より全然登れるようになっていて気温の上昇なんて取るに足らない問題だったりするだろうか。

このまま気温の上昇が続けば、太平洋の島国は国土が海没するおそれもあると言う。
また、四季の果てる「四極(しはつ)」はやはり、草木の色合いが失われるような寒さのほうが相応しい。
いずれにせよ、地球の鳴らす警鐘にそろそろ皆が本腰を入れて対応すべき時期を迎えているのは間違いないだろう。

街を彩る電飾も、温暖化の一因となっていると唱える声は多い。
街頭に響くクリスマスソングが、ふと虚しく聴こえた。




去年今年 貫く棒の如きもの

群馬の茂林寺に伝わっている、ぶんぷく茶釜を見てきました。
あの有名な昔ばなしの、タヌキが化けたという茶釜です!
こんな、色気のカケラも無い妙竹林なデエトにお付き合いくださるカミさんには本当感謝ですね。








昔は秋田の実家の裏なんかに野性の狸がチョコチョコ現れたりしたものですが、最近はめっきり見かけなくなったようです。
田舎と言えど土地開発の進んだコンクリートだらけの人里は見切りを付けられたのでしょう。
うまく化けて人間社会に溶け込んでいたりしたら楽しいものですが。

タヌキの尻尾が出てやしないかと、カミさんの尻を覗き込むのでした。









桐生市名物、ひもかわうどんを食べてシメ。
麺一本がまるでフンドシのような豪快なサイズでした。
箸じゃ持ちきれんので豪快に素手で食いました。






モッチモチでおいしかったです。

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プロフィール

くにくに

Author:くにくに
生まれ 秋田
現住所 東京

登れるギャグ漫画家です

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