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クライミング漫画について

世に出回っている、クライミングの漫画について雑感を述べたいと思います。



まず、純粋にフリークライミングをキチンと題材にしている漫画というのはごく少ないです。知っている限りでは三作しかありません。(フリーファンの4コマを除く)

他は全部アルパインクライミングが主体です。
アルパイン題材の作品をクライミング漫画、クライマー漫画と称している例はたくさんありますが、
アルパインクライミングとフリークライミングをゴッチャにして捉えるのはすごく個人的に嫌い。できれば控えて頂きたいです。それらは”山岳漫画”ですね。
山岳漫画でも「岳」や「神々の山嶺」などはもちろん名作だし大好きなのですが。




それではクライミング漫画三作品を紹介したいと思います。









「PERK」
2000年ころにマガジンで連載していました。

ビッグウォールが主な舞台でしたが、作者さんのクライミング知識が(おそらく)乏しかったためよく分からないグダグダな話になって2巻で打ち切り。



「レッドポイント」
ついこの間までKISSというマイナーな漫画誌で連載していました。

作者さんはTウォールさんへ登りに行ったりとがんばっていたみたいですが、変なドラマを盛り込んで(主人公が孤児院出身でナンチャラカンチャラ)しかもその内容がとてもつまらないという致命的な状態で、3巻で打ち切り。登ってる描写があまりパッとしなかった点も痛い。




「オーバーハング」
ウェブ上で現在も連載中です。

垂壁(人工壁、スラブではない)をノーハンドで登ったりととても作者さんがボルダリングを知っているとは思えない描写が目立ち、クライマー目線ではいまいち面白いと思えません。





と、このようにどの作品も残念ながらとてもガチクライマーが楽しく読めるような代物ではありません。
クオリティの高いマイナースポーツの漫画がたくさん世に出回ってる中で、これは非常に残念です。例・弱虫ペダルやピンポン等

フリーファンで連載している4コマ漫画「がんばれ!のぼる君」がブッチギリで面白いです。コミックスにならないかな。
ちなみにここで全部読めますhttp://freeclimb.jp/ff/noboru.htm







というわけで「なぜ、つまらないのか。」を考察してみます。

①作家さんの知識不足
名作と言われるスポーツ漫画は、総じて作家さんの知識量・勉強量が段違いなんだと読んでいて伝わります。
はじめの一歩、H2、スラムダンクなど。作家さんの題材のスポーツに対する並々ならぬ愛を感じますね。
心底フリークライミングが大好きな作家さんがそもそも未だ居ないように思えます。


②重力の描写が下手
クライミングの漫画を描く以上、重力の描写は欠かせません。
漫画全体を見ても、キャラクターにきちんと体重・重心を持たせることが出来ている漫画家さんというのは実はかなり少数な気がします。漫画のデフォルメされたキャラってどうしても紙細工みたいで軽そうに見えがちです。
スラムダンクの井上先生や、ルーキーズの森田先生は体重を上手に描けていますよね。キャラクターの身体や四肢に重さ・重心が備わっているのが読んでいて感じ取れます。



こんなところでしょうか。
ちなみに①も②も「岳」はパーフェクトだったと個人的には思っています。次は同じ作者さんにボルダリングコンペ主体の漫画をぜひ描いてほしいなww

文句ばかりひたすら描きましたが
僕はホント、読んでて思わず登りだしたくなっちゃうような面白い濃厚なクライミング漫画が読みたいんです。
それにクライミングがもっとさらにメジャーになるためには、ここらで「マンガパワー」があればいいなと思ってます。スラムダンクでバスケブームが巻き起こったように。


すんげエェーークライミング漫画が近い将来登場することを切に願ってます。










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プロフィール

くにくに

Author:くにくに
生まれ 秋田
現住所 東京

趣味
フリークライミング、将棋、妖怪

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