チョーク考

クライミングトレを週に3日も4日も行うような生活が何年も続いてくると、気になってくるのはチョーク。
どのチョークが一番スローパーが止まるんだろう…!?という疑問より
チョークって吸い込みすぎると身体に絶対悪いですよね…?という疑問が
だんだん頭にチラつくようになってきます。

そこで、チョークの主原料である筈の炭酸マグネシウムが、
どういう影響を身体に及ぼすのかを簡単に調べてみました。

※炭酸マグネシウム以外にもロジンなど色々含まれていそうですが、含有量は多くは無いと思われますので今回の考察ではそこは触れないものとします。笑




まず調べてソッコーで驚かされたのは、
炭酸マグネシウムや、それを加熱分解した酸化マグネシウムは医薬品としても用いられているということ。(けっこう常識なのかも。僕が無知なだけかもしれません。)

なんでもマグネシウムには制酸作用というのがあり、
胃酸を中和してくれる働きがあるんだそうです。

(ただし炭酸マグネシウムのそれは、酸化マグネシウムの二分の一ほどの効能のようです。)




思い起こせば、
ぼくは中学高校とひどい胃潰瘍に悩まされていて、
血便まで出て貧血にもなり、2度も入院して瀕死の目にあったという経験があるんですが、
それがなぜか高校を出たあたりからピタリと治まったんです。
これは、単に成年になって胃が頑丈になったのだろうと認識していたのですが。



よくよく考えると17.18歳ころにクライミングに出会い、
取り分け18歳からTウォールさんに通いだしてチョークをガンガン使用するようになった時期と、
胃の調子が快復した時期は見事に一致するじゃないですか。




というわけで、チョーク=胃酸に効く件は一気に信じ込みました。実体験なので、これはガチで本当に効くと思います。



他にも腸内に水分を引き寄せ(クライミングでも水分を吸い取る目的で使用されているのだから、これは納得)
便を軟化増大させ、便通をよくする作用もあるそうです。

たしかに僕って便秘になりにくいかも。むしろふだんからやや下り気味。
これは他のクライマーのみなさんにアンケートを取りたいですね、果たしてクライマーには便秘持ちは少ないのか。気になります。

この効果が本物なら、体重増加が何よりの敵のクライマーは、
クライミングをしてチョークを吸うほど便通が良くなって体重も減りやすくなる、という
ウィンウィンの図式が成り立ちますね。







ここまでがチョークのプラスな効果。
医薬品のご多分に漏れず、マグネシウムにはデメリットもあるようです。

注意点として真っ先に書かれているのは、腎臓に病気を持つ方は服用を控えたほうがいいということ。
ということはマグネシウムの分解には腎臓が元気に働く必要があるということですね。
つまり大量のマグネシウム摂取は腎臓に負担がかかると考えていいでしょう。

そして腎臓が悪いと、マグネシウムが心臓に至り、蓄積してダメージをもたらすようです。

結果としてマグネシウムの摂取しすぎは、腎臓病、心臓病、高マグネシウム血症の危険が出てくるのだとか。

どうやら腎臓に病気を持つ人がクライミングをするのはかなりマズそうですね。
クライミングジムは新規来店のお客様が腎臓病持ちじゃないかどうかを気にしてあげたほうが良いのかもしれません。

ちなみに高マグネシウム血症とは、徐脈性不整脈による血圧低下などの症状を引き起こして、最悪の場合死に至るケースもある恐ろしい病気のようです。




なら、どれくらいまでなら摂取してもセーフなのか。
医薬品として書かれている炭酸マグネシウムの1日の摂取目安量には、
緩下剤として使用する場合
3~8グラムを数回に分けて水とともに飲むべし、とあります。

つまり1日8グラムを大幅に超える量を週に3日も4日も摂取していては、かなり腎臓や心臓に負担が掛かってしまいそうですね。



東京粉末の340グラム入りパックを1ヶ月15回のクライミングで使用しきる人の場合、
1日に使っているチョークは大体22グラムほど。

そのうち3分の1まで吸い込むぶんには、身体にとって少なくとも害にはならないと思って差し支えなさそうです。たぶん。

とはいえ登っていてどれくらい自分がチョークを吸い込んじゃっているのかはちょっと想像がつきにくいですね。でもまぁ、普通に登ってるぶんにはけっこう大丈夫そうです。
自分だけならまだしも周りのクライマーもチョークボールを使わず粉のままバンバン手にチョークをまぶしているような環境だと、ちょっとマズそうですね。
あとやっぱりチョークに付着している埃なんかはあんまり吸いたくないですね。






まとめ

チョークは胃に良く、腎臓心臓に悪いです。
ほどほどに吸うぶんには身体にとって良い効果を得られる可能性があります(潰瘍持ちの人など)。
大量に吸いすぎないように、なるべくチョークボールの使用をして、
換気のよく行き届く窓の多いジムでたくさん登るようにしましょう。
例・フィッシュアンドバード

また、腎臓の弱い人はクライミングをする時はマスクをしましょう。




※ほぼ冗談で書いているのであえてチョークを吸うようなマネはよしてください




















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プロフィール

くにくに

Author:くにくに
生まれ 秋田
現住所 東京

趣味
フリークライミング、将棋、妖怪

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